周辺観光



穴通磯 碁石浜

・穴通磯(あなとおしいそ)・碁石浜

大船渡の南に位置する末崎町。この末崎半島の東南、ぐるりと6キロにも及ぶ神秘的な海岸線、それが碁石海岸です。奇岩や島、洞穴が織り成す荒々しさと、潮風にそよぐ松林の静寂さが調和した絶景の地は、長い時間が作り上げた天然の美しさです。「国の名勝・天然記念物」に指定され、「日本の渚・百選」にも選ばれる実力派です。なかでも大自然の造形美の代表格といえるのが穴通磯。海水の浸食によって岩に3つの巨穴が空いた様は見る者を圧倒します。観光船に乗りこんで、この奇穴をくぐりぬけてはいかが? 波によって磨かれた玉砂利が、一面に敷きつめられた海岸です。碁石海岸の名前の由来が、この黒い玉砂利の浜「碁石浜」となっています。


雷岩

雷岩

雷岩(かみなりいわ)は洞穴に打ち付ける波によって空気を圧縮した出る音が雷の音に似ていることからこの名称がつきました。「残したい日本の音風景100選」に選ばれたこの音をぜひ生で聴いてみてください。
大船渡市立博物館

大船渡市立博物館

大船渡の大地の歴史と人と海のかかわり知りたいならここ大船渡市立博物館へ!巨大な地層のレプリカをはじめ、市内から見つかる古生代、中生代の化石、縄文時代の土器や骨角器、現在の漁労用具などを展示しています。なかでも貝塚の断面は見ごたえ十分。また、体験コーナーでは、子どもたちがスケッチなどを楽しむことができます。


三面椿

三面椿

熊野神社の境内にそびえる日本最大のヤブツバキ。樹齢はなんと1400年。神社の創建時に東面、南面、西面に植えられたことから三面椿と呼ばれていましたが、境内の拡張により南面と西面のツバキは失われてしまい東面のものだけが残ったと伝えられています。東側のツバキも平成14年10月の台風により支幹2本が欠損しましたが、倒れた三面椿から採取した穂木を培養し育成していた大船渡東高校農芸化学科の生徒たちの手により平成21年6月、南と西に植樹され、名実ともに「三面椿」が復活しました。